2013年11月16日土曜日

変わった樹木

秩父の調査で出会った変わった樹木を紹介します。これは大きな石を抱いたシオジです。多分、石の上で発芽し根を降ろしたのでしょう。もしかしたら、この回りに、小さな土砂があって、しだいに流されて、この石が残ったのかもしれません。この林は天然林です。


これはチドリノキです。チドリノキはカエデ科の雌雄異株の低木です。多くの萌芽を出すのが特徴です。同じ株から出た萌芽が途中でまた癒合しています。この林は広葉樹の二次林です。

二次林の所々には昔、炭焼きを行った石窯の後があります。

調査の帰りに立ち寄った王冠キャンプ場で蜂蜜を売っていました。ニセアカシア、クリ、サクラ、フジ、百草などの蜜がありました。私の編集した「ニセアカシアの生態学」が蜂蜜の横に展示されていました。



                              ボス



0 件のコメント:

コメントを投稿