2016年8月4日木曜日

樹木生態学特論実習(7.26-29)

大学院生を対象とした、佐渡島実習には、静岡大学・首都大学東京・新潟大学から8名が参加しました。ブナ林、ヒノキアスナロ林、スギ林、半自然草地、渓畔林、土石流跡地、海岸林、復旧治山工事など多様な生態系を、自然環境との関係を視野に入れながら学びました。さすが大学院生だけあって、こちらから仕掛けると、様々な議論で盛り上がりました。

 妙見山のブナ林の観察です。この日は、あいにくの雨で、藪漕ぎの後に、山頂に立ちました。

 以前、牛の林間放牧を行っていた大倉シラバ(半自然草地)です。最近はススキや低木が侵入してきており、このままではいずれ森林に戻ってしまうでしょう。


 演習林の下流の復旧治山工事箇所です。治山工事の後の森林植生や、工事方法について現場の監督員から詳しい説明を受けました。

演習林の連結スギです。霧が出て、林内雨があり、なかなかいい感じのスギ天然林でした。


二つ亀です。二つ亀から願集落まで約2kmを炎天下の中、歩きながら海岸植生を観察しました。海水浴客で賑わって?おり、私たちも海に飛び込みたくなりました。高木はカシワとエノキ、低木はハマナスです。ハマナスは赤い果実が熟していました。

実習中の夕食です。刺身、いごねり、トビウオのすり身の味噌汁、・・・・・・・。最終日は、BBQで締めくくりました。




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