2017年10月17日火曜日

樹木学実習(8/22〜8/25)

皆さま、こんにちは。今日の佐渡は、肌寒くはありますが、秋晴れの空が広がっております。

今日は、新潟大学農学部の実習を紹介します。主に、森林環境学コースの2年生が受講する「樹木学」ですが、その名の通り、多様な樹木の分類、構造・形態、分布、生活史、生理生態などについて学ぶ講義です。この講義では、座学だけでなく、佐渡島で3泊4日をかけて、樹木の採取、標本の作成を行っています。今年は計29名の学生さんが来島しました。

高木の樹種は、技術職員さんやTAさんに高枝切りバサミで
まとめて採取してもらい・・・
各自、剪定バサミで切り分けます。
低木の樹種については、自分の剪定バサミで直接採取します。
採取した植物は、番号を書いた豆荷札をつけて、
ビニール袋に入れ、乾燥しないように袋の口を縛り
持ち歩きます。
約2日間で採取する樹木は100種以上!
さあ、どんどん行きますよ〜
急がないと、置いていかれる〜
野外でいっぱい動いた後は、お楽しみの夕食!
カレーはいつの時代も人気のあるメニューの一つです。
この実習、夕食の後も大変な作業が・・・
採取した植物の標本作成と同定が待ってます。
先生から同定する際のポイントや
図鑑に出てくる用語の説明をしてもらい・・・
さあ、同定開始です。植物と図鑑を比較しながら、
友達と相談しながら、毎夜頑張りました。
が、時には先生から「違うよ〜」との指摘を受け
再同定したりと・・・
同定がようやく終わり、打ち上げだ〜!
この日は、強風のため、BBQが難しく
室内での焼肉パーティーに変更しました。
いつもの食堂もレイアウトを変更してパーティーっぽい?
同定が無事に終わったせいか、皆さんリラックスした様子でした。

皆さん、植物採集お疲れ様でした!樹木学は、この野外実習の後も座学や試験などが待ち受けておりますが、最後まで頑張ってくださいね!

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